Udaipurは、Chittorgarhから狩りに来たヒンズー教とのメワール族の王様が道に迷っていると、聖人にここに都を移しないさいと進言されたという伝説があり、山に囲まれた盆地の川をせき止めて湖を作り、それを防御として城が築かれている。以来、インドがイギリス統治になるまで一度も征服されなかったので、イスラムの影響がすくなく、現在まで王族が城に住み続けている。レストランのメニューも基本ベジタリアンのみの所が多い。青い湖面に壮麗な城が映えるロマンチックな場所だ。
今回は、その街の景観の一部を形成するLalit
Laxmir Vilas Palaceという豪華なホテルに3泊した。ダイニングルームにはChittorgarhの美しい后、Padminiの肖像が掲げられている。
朝食後、Udaipurを案内してくれるガイド、Piyushの案内で市内へ。まずはPichola湖の遊覧ボートにのり、湖上にうかぶジェームズボンドの映画で有名なTaj Lake Palace(一泊30万円くらい?)を眺めながら、Jagniwas島にある豪華ホテルやスパをちら見してから、City Palaceに入城。
太陽を祖先とする王族の絢爛豪華な城を見学する。この城は、王族が現代インドにおいて王としての権利をうしなった後、どのように城を経営するか熟慮した上で、城の一部に住み続けるかわりに、城の部分を二軒のホテル、ならびにミュージアムとして経営するという合理的な考えのもとメンテナンスされており、外国からの観光客も多く、細部までよく管理されていて、安心して見学できる。下の写真で、赤いもの内側が今も王族の邸宅部分。
ひととおり見て、湖のほとりにある気持ちのよいカフェに案内されて昼食をとる。静かで、落ち着く。
食後、Udaipur名物のミニチュア絵画の店をひやかし、布のお店でアンティーク刺繍の買い物をする。まったく値段の知識がないが、「安くないなら帰る」という単純な戦法で、ボラレていないと納得できる価格まで落ちた。交渉成立してから売り子のお兄さんと握手すると、なぜか彼の手は汗でびしょびしょだった。
夕方の雑踏をドライバーのSinghさんがすごいスピードで走り、ラジャスタンの民族舞踊を見学。ガイドのPiyushは顔がひろいようで、満席に諦めて帰る他の外国人客を尻目に、末席だがすぐに着席できた。
湖の少し離れたところから城を見渡せるAmbraiレストランまでTuktukで移動し、夕食の後、別の店で象がかわいく刺繍されたクッションカバーをペアで購入し、ホテルに戻る。
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