2014年1月13日月曜日

インド: 8日目、Chittorgarh (チットールガル)

Pushkar Palaceのダイニングに朝食に行くと、宇都宮から来ている日本人夫妻に遇う。日本語のできる専属ガイドとともに、我々よりももう少し広い範囲を2週間かけて旅行しているらしい。我々が向かうUdaipurから昨晩着いたそうだが、途中の高速道路に盗賊が出没するので、それを避けて遠回りして来たという。ラジャスタンでは5000ルピーで人殺しを雇えるとか、物騒な話を聴かせてもらうが、ガイドさんに確認すると我々のルートは大丈夫でしょうということ。ベランダから見えるピチョラ湖を見おさめて、Pushkarを後に。

途中、道端の薬屋で風邪薬を買い、飲むと鼻水が治まった。


高速道路沿いの食堂にとまり、しばし昼食。ここで、ドライバーのSinghさんが、サイババ信者だと判明。レストランの入り口にサイババの大きな写真があり、それを指さして、"He's my God"と言っていたので間違いない。昼食の勘定が少し高い(味は非常によかった)が、一部がサイババ信仰にまわされるのであろうか?インドでのサイババの位置づけについては、よくわからない。




車は昼過ぎにChittorgarhに到着。Chittorgarhはインド最大の砦で、ヒンズー教徒のメワール族がムガール帝国等の外敵と何度も戦った城だ。勝利できる見込みがなくなると、男性は死を覚悟して戦場に出向き、城にのこった1万人以上の后や侍女、子供たちが火に身を投じて自滅したことが歴史に何度も語られているそうだ。また、Padminiという美しい姫を手に入れたくなった敵将が城を攻め落としてみると、Padminiも自らの命を絶っていたという言い伝えがある。Chittorgahでは、Padmini姫が使っていた中世のシャワー室やトイレなどが残っている。




夕暮れ近くまでChittorgarhを見学し、この砦の次にメワール族が遷都したUdaipurに移動する。今回の旅行でもっとも豪華なホテルLalit Laxmir Vilas Palaceにチェックインだ。部屋はとてもよいのだが、我々の倍くらいお金を払わないと、バスタブは付かないことにプチショックを受ける。ちょっとだけ考えたが、バスタブは諦めた。

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